2016/08/27 00:00

フォトポリマー版画の材料「フォトポリマー」とは、日本語で「光硬化樹脂」と呼ばれる素材で、

形状は、シート状のものもあれば、ゴム版のような厚みのあるものもあります。

この「光硬化樹脂」は、特定の波長の光に反応して硬化する、という性質をもっています。


光硬化樹脂板には、写真製版、なつかしのプリントゴッコの要領で、

写真やドローイングをスキャンしたデータを、そのまま焼き付けることができるのです。

つまり図版を高精細に刷りだすことが可能であるのと同時に、

リノカット版画のように樹脂板を直接彫りこむことが可能な、

マルチファンクションな素材といえるでしょう。


Lubokではフォトポリマーで制作された版も、リノカットと同様に、

1958年製アルベルト・フランケンタール社のレタープレス機「プレジデント」を使い、

一点一点手作業で印刷しています。


写真は、TalR「Mädchen in 3D (三次元の少女) 」の表紙を印刷している様子。

Photo : Tamami Iinuma